第7回日本病院脳神経外科学会学術集会

住民

蕨市にはどのような人たちが住んでいるのでしょうか。都心にも近く、またさいたま市や川口市との関係も深い地域だけに、他の地域から移り住んでくるケースも見られます。どういった世帯が多く、年齢構成はどうなっているのでしょうか。

 

まず年齢構成から見てみましょう。もっとも多いのは60歳以上で27.0パーセント。全国的な平均と比べてもほぼ同程度。高齢化の影響を受けているものの、まだ深刻とまではいかないレベルといえそうです。市の傾向として見られるのは20代〜30代の世代が多いこと。20代全体で13.3パーセント、30代全体では16.7パーセント。とくに30代の比率の高さが目立ちます。若手のサラリーマンがこの地域に住んで都心やさいたま市で働くケースが多いのでしょう。一方、気になるのが若い世代が少ないこと。19歳以下は15.9パーセント。これは全国平均に比べて少なめの水準となっています。若手のサラリーマンが多い一方、子育て世帯が少ない点が窺えます。

 

では世帯の構成を見てみましょう。特徴としてみられるのはやはり一人暮らし世帯が多く、全体の31.2パーセントを占めていること。これに対しファミリー世帯は29.2パーセント。若い世代が少ない年齢構成を世帯の構成が裏付けていることになります。他にはディンクス世帯が24.7パーセント、シルバー世帯が14.9パーセントとなっています。

 

利便性が高く20代、30代にとって住みやすい一方、ファミリー世帯が少ないのが蕨市の特徴といえるでしょう。この点は住民の移り変わりの多さとも関わってきそうです。